「五体不満足」を書かれた乙武洋匡をご存知の方は多いと思います。

私も小学校高学年か中学生の時、父親にすすめられて嫌々読んだ記憶があります。

嫌々だったのは本を読むこと自体が嫌いだったからですが(笑)

そんな私でも最後までちゃんと読んで、こんな人もいるんだな~となんとなく考えていました。

 

東京に出てきて少したったころ、蒲田駅で電動車椅子で走っている乙武さんを電車の中からみました。

「乙武さん!本当にいるんだ!走ってる!」

とその時プチ興奮しました。

そして、いつかもっと近くで会えたらなと、またなんとなく考えていました。

 

そこからまた何年かたった今月、ジェフが英語の読書会用に使っているpeatixでイベントを検索していると乙武さんの講演会情報が出てきました。

 

場所も近いし、値段もそこまで高くない。

まだチケットがある。

その日は予定が空いている。

これは行くしかない!とすぐに決めました。

 

そして今日。

その乙武さんの講演会に行ってきました~!

開場外は長蛇の列。

「やっぱりすごい人なんだ」と実感。

勝手に車椅子の人も何人かみかけるかなと思いましたが、わたしの見た限りでは他にはいませんでした。

そして面白かったのが、通常こういう場所だとみんな「我先に!」という感じで車椅子のことなんて気付きもしない人がほとんどですが、

さすが車椅子乙武さんの講演会だけあって、みんなが私を通すために譲る譲る(笑)

この光景は本当にすごいと思いました。

まるで私が有名人になったかのようでした(笑)

 

さて、肝心の内容ですが1時間強で、

「五体不満足」を書いた20代の頃の話、

家族の話、

教員としてどんなことを子供達に教えてきたのか

などなど本当に興味深い話が多かったです。

 

とにかくお話が上手。

変にビジネスっぽい話し方でもなく、でも説得力のある話し方。

笑いのセンスも抜群。

会場の皆さんリアクションもすごくて、常に笑い声や驚きの声が上がっていました。

色々心に残るお話があったのですが、一つ共有します。

 

ライターとして一流のアスリートや芸能に関わる方々とお話をされてきた乙武さん。

そんな彼らに共通していること、それは

普通の人は難しい条件、困難な状況を理由(良い訳)にして諦めてしまう。

でも一流の人は、難しい条件、困難な状況だからこそ

『自分は絶対達成してやる』と考えている。

ということ。

 

実は、私も今すごく厳しい状況にいます。

自分への挑戦だと思って諦めずにアタックし続けてきました。

が、ちょっと疲れたな…と思い始めていた今日この頃。

乙武さんの話を聞いて

「やっぱりこのまま頑張ろう!!!」

と改めて思うことができました。

よし、頑張るぞー!!!

 

最後に質問コーナーがあったのですが、私に発言チャンスはありませんでした~(涙)

でもこの講演会にきて乙武さんの影響力を肌で感じ、私もいつか同じようにこんな大きなステージで多くの人に影響を与えられる人になりたいと思いました。

そして、また乙武さんと同じステージで話ができたら…と新しい目標もできました!

今日質問したかった内容はいつか直接お会いした時のためにとっておこうと思います♪

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