アメリカでの研究生活、まもなく終了です!

アメリカでの研究生活、まもなく終了です!

昨年10月からスタートしたアメリカでの研究も今月で終了となり、帰国まで数日を残すばかりとなりました。初めてシラキュースに来たときは「この環境で1年やっていけるのか・・・」と不安しかありませんでしたが、どんなところでも住めば都になりますね(笑)多少不便なところも、坂道が多いところも含めてシラキュースが大好きになりました。お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

違いを尊重し、平等に価値を感じる社会へ ~ジュディ・ヒューマン氏インタビュー~

違いを尊重し、平等に価値を感じる社会へ ~ジュディ・ヒューマン氏インタビュー~

ダスキン愛の輪基金の研修生として選ばれた1年半前、事前研修でアメリカの障害者権利運動の話を聞きました。私は大学時代をアメリカで過ごし、車イスでの過ごしやすい環境や障害者がアクティブに地域社会で生活していることは知っていました。しかし恥ずかしながら、そんな環境ができるまでの歴史的な背景については全く知りませんでした。今回ワシントンDCでは、障害者権利運動のキーパーソンの1人であるジュディ・ヒューマン氏とお会いしました。彼女は現在、アメリカ合衆国国務省にて国際障害者の権利に関する特別顧問として活躍されています。

障害者を安全な場所に置いて守るのではなく、彼らの能力を活用しよう ~米国雇用機会均等委員会 訪問~

障害者を安全な場所に置いて守るのではなく、彼らの能力を活用しよう ~米国雇用機会均等委員会 訪問~

アメリカには雇用機会均等委員会(U.S. Equal Employment Opportunity Commission=以下、EEOC)が設置されており、全米に53のオフィスがあります。ここでは連邦法に基づいて、求職者や従業員に対する人種、肌の色、宗教、性別、出身、年齢 (40歳以上)、障害、遺伝情報などの差別行為を見張っています。もし雇用主から何らかの差別を受けた場合、最寄りのEEOCオフィスに申し出ることで彼らがその事実調査をし、場合によっては訴訟を起こすこともできます。EEOC本部はワシントンDCにあるということを知り、私はそちらに所属されている弁護士のPeggy Mastroianni氏を取材させていただきました。

アメリカ合衆国労働省を訪問!障害者雇用促進に必要なこととは?

アメリカ合衆国労働省を訪問!障害者雇用促進に必要なこととは?

ワシントンDCでは政府機関も訪問することができました。まずは、アメリカ合衆国労働省のなかにある障害者雇用政策局(Office of Disability Employment Policy=ODEP)。障害者の雇用数とその質を向上するために必要な制度や施策を作っている場所です。ODEPでは3名の方にインタビューさせていただきました。まずご紹介したいのが、副次官補のジェニファー・シーヒー氏です。

ワシントンDCにてアメリカ障害者協会を訪問しました!

ワシントンDCにてアメリカ障害者協会を訪問しました!

ワシントンDCで最初に訪問したのは、AAPD(アメリカ障害者協会)。取材に応じてくださったのは、アウトリーチ・ディレクターのZach Baldwin氏です。AAPDでは様々なプロジェクトを通して、障害者の平等な機会や経済的パワー、自立生活などを促進しています。今回は私の研究テーマである「雇用」を中心にお話を伺いました。

先入観のフィルターを取れば、本当に能力がある人材を見つけられます

先入観のフィルターを取れば、本当に能力がある人材を見つけられます

私が所属するシラキュース大学は障害学をアメリカで最初に初めた大学であり、障害のある学生も必要なサポートが提供され、平等に学ぶことができるインクルーシブな教育環境が作られています。また学生だけでなく、シラキュース大学には障害のある職員もたくさん働いています。その中の1人がMichael A. Schwartz教授。聾者であるSchwartz教授は、法学部下に設立されているDisability Rights Clinic(障害者権利について法的サポートをするオフィス)のディレクターを務めながら、障害者法なども学生たちに教えています。

店頭でプロフェッショナルに働く障害者たち ~Costco訪問 後編~

店頭でプロフェッショナルに働く障害者たち ~Costco訪問 後編~

実際にCostcoの店舗を見学させていただき、様々なバックグラウンドを持った人たちが生き生きと働ける職場環境があると実感しました。日本ではまだまだ表に出る仕事に、障害者が配置されていない環境があります。それは何故でしょうか?表に出る仕事はできないと思われている?表に出すことが恥ずかしいと思われている?その両方のケースもあるのかなと思います。ただ業界によっては、大部分のポジションが表に出てお客様と接する仕事というところもあるでしょう。そういう業界ではどうやって障害者雇用を促進していけばいいのでしょうか?

店頭でプロフェッショナルに働く障害者たち ~Costco訪問 前編~

店頭でプロフェッショナルに働く障害者たち ~Costco訪問 前編~

シアトルで最後に訪れた企業はCostco(コストコ)です。本社はシアトルから東へ車で約30分ほどのイサクワという街にあります。取材に応じてくださったのは人事部 副部長のBrenda Weber氏。Costcoの場合、従業員の大部分が店舗での仕事になり、そのほとんどが体を動かす業務です。こういう業務と障害者採用は日本ではあまり結びつかないかもしれませんが、Costcoでは各店舗に最低1人は障害者が働いているといいます。日本のように障害者を絶対に雇用しないといけない法律はありません。さて、Costcoはどのような採用プロセスを踏んでいるのでしょうか?