This article is also available in: English
こんにちは、ジェフです。
前回書いた「車イスの人と付き合うことについて母が言ったこと」の記事について、Mizukiから質問されました。
「どうして、ジェフは自分の母を感謝しているの？」と。
「うん。お母さんの厳しい言葉がなかったら現実の厳しさを知ることもなく、日本に来ていたと思う。
特に大人になると、心からの素直な思いを言ってくれる人は少ないし」
お母さんには感謝してるんだ。お母さんは私のことだけではなく、あなたのこと、私たちの未来の家族のことも心配しているから、厳しい言葉が言えると思うから。あなたもいつか、理解してほしいな。」
・・・私はこう返事しました。
Mizukiが理解してくれるかどうかわかりません。文化の違いや言葉の壁がMizukiと私の母の間に誤解を作ったようです。
さて、前回の記事の続きを語ります。
2007年・秋
私とMizuki出あってからわずか２週間で付き合うことになりました。とても残念なことは、その３ヶ月後、私は台湾に帰りました。遠距離恋愛を３ヶ月間を続いていましたが、いろいろな理由がありまして、私が別れる決意をしました。
決断した理由は、その翌年2008年の春には私が兵役にいくことになっていたからです。Mizukiが私のために大切な一年を無駄にしてほしくなっかた。私よりもっといい人が出会えるかもしれないと思いました。当時、Mizukiはアメリカの大学を卒業したあと、そのままアメリカに残る思いはすごく強かったのです。正直、この恋は未来はないと思いました。Mizukiは私の本当の気持ちを確かめるために、私に会うために数ヶ月後の冬休みにアメリカから台湾に会いに来ました。
2007年・冬
Mizukiの初めての台湾でした。当時、両親にはMizukiと付き合っていることを言えませんでした。Mizukiとの話をどういうふうに伝えたらいいか、わかりませんでした。両親から厳しいの言葉も聞きたくなかったので、姉と弟にだけ事前に伝えました。
両親に紹介する際に、Mizukiは私の「友人」と紹介していました。しかし、誰でも分かるでしょう。普通考えて、ただの「友人」が違う国に行って３週間も泊まることはありません。当時、Mizukiのことと「友人」と信じている人はいなかったでしょう。
私の両親
私の父はとても静かな人です。自分の感情を外に出さないタイプです。そして、とても厳しい父でした。私が15歳になる前の父は特に厳しかったです。、父の言葉を聞かないと大変なことになるくらい。しかし、15歳を過ぎてからは、、父が私の思いを尊重してくれるようになり自分の感情だけで厳しくいうことはなくなりました。
最初、Mizukiを父に紹介した時、父はいつも通り、何も言わずに、ただ笑っていました。
父の本当の思い、今もわかりません。混乱していたかもしれないし、または自分の息子の人生の選択だと思っていたかもしれないです。
私の母は父と違って、自分の感情を外に表すタイプです。最初、Mizukiを母に紹介した際に、母はとても心配している様子でした。
私の両親がMizukiのことを覚えてもらうために、中国語の名前をつけました。Mizukiの名前の漢字「聖月*」を借りて、「小月」（シャオ・ユエ）という名前を作りました。私の家族のみんなは、すぐMizukiの中国語の名前を覚えてくれましたが、母だけはMizukiの名前を呼びませんでした。「あなた（ジェフ）の友達」と呼び続ける母を見て、Mizukiと私の関係を受け入れないのだなと感じていました。
私が日本に来る前（2011年）にMizukiはすでに台湾に7回も来てました。そして毎回来るたびに、１日〜数日は私の両親に会いに行きました。私が育ったアパートは古くエレベーターはありません。毎回、私がMizukiの荷物と車椅子を持って、Mizukiは手すりを掴んで自分で階段を登りました。アパートは２階なのでまだそこまで大変ではありませんでしたが、問題は毎回両親に会いに行っても、母とMizukiとの関係は良くなる気配はありませんでした。
毎回の訪問で、父はいつも通りあまり話しません。母も、あまり話はしません。気まずい沈黙の理由は言葉の壁があるせいか、何かの誤解があるせいかわかりません。
続く
