車イスの人と付き合うことについて母が言ったこと その4 -母が日本を訪問-

車イスの人と付き合うことについて母が言ったこと その4 -母が日本を訪問-

人は時々考えすぎて、実際に見えないものでも心配になってしまいます。未来のことを心配しすぎたり、中には現実として起こらないことにも不安になります。私もその一人。そして私の母もそうでした。

母は、日本での私とMoon Rider(車イスユーザー)のMizukiの生活をとても心配していました。私がどれだけ「問題なくやっているよ」と伝えても、母は一切それを聞きません。百聞は一見に如かずということで、私は母を日本に招待し実際に日本での生活を見てもらうことにしたのです。2014年2月、旧暦新年の連休をつかって母と弟が台湾から東京にやってきました。

車イスの人と付き合うことについて母が言ったこと – その3

車イスの人と付き合うことについて母が言ったこと – その3

2011年 春:Mizukiと私はこのときすでに遠距離恋愛を約4年続けていました。東京と台北でお互いを支え合いながらの生活していました。どこかのタイミングで一緒に生活ができればと考えてはいましたが、具体的に計画するには至らず、良いタイミングというのも見つけられずにいました。

そんな2011年3月11日、日本で巨大な地震が発生しました。その日はほぼMizukiと連絡を取ることができず・・・

インクルーシブ&ダイバーシティな職場環境を効果的に作るには?

インクルーシブ&ダイバーシティな職場環境を効果的に作るには?

4月のAbility For Successのテーマは「インクルーシブ&ダイバーシティな職場環境を効果的に作るには?」です。今回はアメリカ・シアトルから2名の参加者がありました。動機になっていることは違いますが、お2人とも同じように社会の環境をより良くしたいと考えて行動を起こしています。ディスカッションでは、多様な人材がいっしょに働ける職場をつくるためにどんな要素が必要かアイデアを出し合いました。

「WordPressプレミア多言語化プラグイン」でサイトをグローバル化します! (現在更新中です)

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Moon Rider 7 Projectをもっと見やすくするために、日本語サイトと英語サイトを別々することにしました。使用するのはWordPressのプレミア多言語化プラグイン。今後、2週間ほどかけて少しずつ英語サイトにコンテンツを移していきます!

「社会と障害者、両者にとって未来のWin-Winのカタチとは?」~後編~

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現在の教育システムでは「人と違うこと」にあまり価値は置かれていません。これは雇用のシステムでも同じです。大多数の「標準の人」を審査できるような仕組みになっています。つまり、簡単に標準以下の求職者を取り除き、標準以上の求職者を選びやすくしているのです。しかし、この昔からある採用方法で、最適な強みを持った人材や個々の特性をきちんと見極めることはできるのでしょうか?

スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義セミナーに参加しました!

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先日、世界的に有名な作家であり、大きなな影響力を持っている教授Tina Seelig 氏(ティナ・シーリグ氏)が東京にやってきました。セミナーのテーマは「Creativity(創造力)」です。「物理学と違い、Creativityには定義されている言葉はありません。」というTina氏。Creativityを身につけるにはどんな方法があるのでしょうか?

車イスの人と付き合うことについて母が言ったこと – その2

車イスの人と付き合うことについて母が言ったこと – その2

最初、Mizukiを父に紹介した時、父はいつも通り何も言わずに、ただ笑っていました。父の本当の思いは今もわかりません。混乱していたかもしれないし、または自分の息子の人生の選択だと思っていたかもしれないです。私の母は父と違って、自分の感情を外に表すタイプです。最初、Mizukiを母に紹介した際に、母はとても心配している様子でした。