違いを尊重し、平等に価値を感じる社会へ ~ジュディ・ヒューマン氏インタビュー~

違いを尊重し、平等に価値を感じる社会へ ~ジュディ・ヒューマン氏インタビュー~

ダスキン愛の輪基金の研修生として選ばれた1年半前、事前研修でアメリカの障害者権利運動の話を聞きました。私は大学時代をアメリカで過ごし、車イスでの過ごしやすい環境や障害者がアクティブに地域社会で生活していることは知っていました。しかし恥ずかしながら、そんな環境ができるまでの歴史的な背景については全く知りませんでした。今回ワシントンDCでは、障害者権利運動のキーパーソンの1人であるジュディ・ヒューマン氏とお会いしました。彼女は現在、アメリカ合衆国国務省にて国際障害者の権利に関する特別顧問として活躍されています。

障害者がキャリアを築くために企業ができること

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お話を伺ったのは、ミネソタ大学内にあるInstitute on Community Integration (ICI) のDerek Nord氏。インタビューの初めに幼少期の思い出を話してくれました。彼の母親が運営していたデイケアにある男の子がいました。Derek氏はその子といっしょにキャンプ行ったのですが、家に帰って来ると、男の子の母親が泣いていました。