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June 2007 near the art museum in MN, USA

以前ブログにも書いた通り、Jeffとは2007年にアメリカで出会いました。

当時わたしは20歳だったのですが、それまで誰ともお付き合いしたことがありませんでした。

Jeffが初めての彼氏です。

 

「自分が挑戦したい事は、誰が何と言おうと遣り抜く」

それが私の性格です。

しかし大きくなるにつれて、車イスに乗っているために健常者と同じように出来ない事も多くなりました。

の中の1つが恋愛です。

それまで私がやってきた事は、自分さえ努力すれば実現できるものばかり。

でも恋愛は、私が誰かを好きになって、相手にも自分の事を好きになってもらう必要がありますよね?

自分だけの努力ではどうにもならないし、やっぱりどこかで「車イス」という理由で自分を拒否されることを恐れていたのかも知れません。

だから、高校~短大と周りの友達にどんどん彼氏ができ始めても、特にわたしは関心がなく、

他のことで人生が楽しめたらそれでいいと思っていました。

そういう気持ちだったからか、日本にいる時は誰かを真剣に好きになった事もほとんどなかったです。

何となく日本では私を好きになってくれる人も現れないと思っていました。

 

そんな私でしたが、アメリカに渡った5日後にJeffと出会いました。

正直に言うと、Jeffはかわいい男の子という印象で、

特に好きなタイプと言う訳ではありませんでした(本人も知っているので書いています)。

猛アタックしてきたのはJeffの方で、会った日にメールアドレスを教えると、その夜に「明日ランチ行かない?」とお誘いメールがきていました。

その後も毎日「ストーカーか?!」と思うくらい、わたしの行く先々にひょっこり現れ、

ほぼ毎日直接会って話をして、寮に帰ったらメールも来ていて…

寮の電話がつながったら電話もかかってくるという日々でした。

 

こんな感じだったので、留学生の間ではすぐに

「JeffはMizukiのことが好きだ」

という話が広まり、私の耳にも入ってきました。

でも私は恋愛経験がなく、ましてや相手から好きになってもらうパターンはあり得ないと思っていたため、

周りがいっていることも最初は信じていませんでした。

Jeffがどんな人かもよく知らないので、優しい人を装って、

本当はお金目的など凄く悪い人なんじゃないかと疑っていました。

他にも可愛い日本人留学生はいっぱいいたので、特に私に近寄る理由はないはずと感じていたのです。

明日につづく

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