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2年前、私は1人でそのウィスコンシン州にいるホストファミリーに会いに行きました。
その際、写真のマグカップを購入しました。
私はまったく何も考えずに青と赤を1つずつ手に取ってペアカップとして使おうと思っていました。
日本に帰り、ジェフにマグカップを見せると、
ジェフ:おお!いいねぇ!
わたし:でしょ!
ジェフ:じゃあ、僕はこっちね。
と言って、嬉しそうに赤い方のマグカップを手に取りました。
わたし:え!??
ジェフ:どうしたの?
わたし:いや、普通女性が赤でしょ!
ジェフ:僕は赤が好きなんだよ!それに女性が赤って決まってないでしょ!
わたし:いや、だいたいそうでしょ!
ジェフ:知らないよ!僕が赤を使う!
わたし:わたしも赤が良いもん!
ジェフ:じゃあ、赤2つ買ってこれば良かったじゃん。
わたし:・・・・・・・・
私は何の疑いもなく、女性である私が赤い方を使うと思い込んでいました。
でも、その感覚をジェフはまったく持っていないのです。
しばらくして、色で性別を分けるのは日本人特有ではないかということに気がつきました。
日本では男女ペアの物は、だいたい男性が青・緑など暗めの色、女性は赤などの明るい色で組み合わせされています。
よくよく考えると、小さい時から男の子と女の子を同じような色で分けられていた記憶があります。
だから私は無意識のうちに「ジェフは青を使う(だって男性だから)」と考えていたのでしょう。
小さい時から見ているものが与える影響力はすごいな、と改めて実感しました。
後から気づきましたが、そもそも台湾の人は特に赤が好きなんですよね。
旧正月とか本当に街全体が赤くなるくらいですし。
ゴメン、ゴメン。
この一件で、何事も自分基準で相手のことを判断するのは良くないと反省しました。
男性でも女性でも、みんな自分の好きな色を選んでいいんですよね!(*’v`)b