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ミネソタでの取材相手を探す中で、ミネソタ大学の教授から「僕の同僚にもコンタクトしてみると良いよ!」と言われました。
名前を見てみると日本人のよう。
「ミネソタ大学に日本人の研究者がいるの!?」と興奮気味にメールをすると…なんと!
その方も車イスユーザー(Moon Rider)で、同じスポンサーで10年以上前にアメリカに来たというのです。
こんなことってあるんですね~!
彼女は現在、ソーシャルワークの博士研究員として、日本と他国の障害者をとりまく教育環境の比較等を研究されています。
学生時代から研究者を目指していたそうですが、大学院生時代に障害を負い車イス生活に。
在籍していた研究所は車イスで働き続けられる環境ではなかったため、その夢を諦め、企業に一度就職したそうです。
大手企業での研究職に就くことはできましたが、知識が十分にあっても障害者採用枠で入ったということから、職場で差別を感じることが多かったそう。
そこで、スポンサーに応募し渡米。
半年間、国際ボランティア団体で働いていましたが、途中で大学院に進むことを決意。
イリノイ州へ移り、研究者の道を歩み始め…その後もずっとアメリカで研究を続けているそうです。
人生って何が転機になるか分かりませんね。だから面白いのかな。
予期せぬところで、素敵な出会いがあり大きな刺激を受けました!
アメリカでの残り10ヶ月、頑張るぞーーー!!