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週末、Jeffと一緒に”ビューティフルライフ”を見ました。
たしか放送されていたのは、10年以上前ですよね。
当時は中学生だったので、なんとなく
「恋愛したらこんな感じなのかなー」
と思うくらいでしたが、改めて今じっくり見てみると、
色々と考えさせられることが多かったです。
あのときとは違って、いま自分も車イスと健常者の恋愛をしているから、
共通点も多いし考えることも多くなったのだ思います。
ドラマを見て一番感じたことは、「Jeffと出会ったのがアメリカでよかった」ということ。
というのも、ドラマの中ではデートで行くお店やライブハウス、
全てに階段があって「車椅子の生活は不便」という場面が多くでてきます。
私はアメリカでJeffと付き合い始めたころ、まったくそういう思いはせず、本当に自然にデートしていました。
生活していたウィスコンシンの町が凄く田舎+2人とも現地で車を持っていなかったため、
デートといえば歩いていける大学近くの映画館、カフェ、レストラン、公園が多かったのです。
もちろんアメリカなのでどんな小さいお店でも車椅子で不便なくアクセスできるため、
事前に入念にデート場所を調べるということは無かったです。
少し遠くへ行くときは友達に車を出してもらって移動していたし、
どこに行っても、車椅子だから入れない or トイレが使えないといった経験はしたことがありません。
日本だとやっぱりどこに行くにも事前にどんな場所かを確認をします。
(台湾は日本より不便なのでもっと確認が必要です。)
色々新しいお店に行ってみたいという気持ちはあっても、
既に行った事があって車椅子で不便がないと分かっている場所ばかり行くようになってしまいます。
最近の新しくできる商業施設はだいたい大丈夫ですが、最寄り駅にエレベーターがちゃんとあるか?
など、出かける前のチェックはまだまだ必要です。
こういうチェックをしなくても、いつでもどこへでも車椅子で出かけられる世の中になってほしいなーとドラマを見て更に実感しました。