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こんにちは!ジェフです!

お久しぶりですね。お元気ですか?

新年快樂!恭喜發財!(Chinese New Year Greetings)
新年快樂!恭喜發財!(Chinese New Year Greetings)

先週、旧正月で台湾に帰りました。Mizukiと入籍してから、初めての旧正月でしたが、Mizukiはアメリカで頑張っているので、私は一人で台湾に帰りました。

 

台湾にある父の実家です。

今年、Mizukiとのことをいろいろ思い出しました。最初に私とムーンライダー(車イス利用者)のMizukiが付き合ったときのこと、私の両親の反対など、いろいろ思い出しましたね。私の両親は障害を持っている方を差別にしているわけはありません。でも、障害者と自分の子供が付き合うことは両親の理解の範囲を超えていたのです。両親にとっては未知の世界であり、恐怖や心配がたくさんあったでしょう。

Mizukiと付き合うずっと前に、私の母から「障害者と結婚すること」の考えを聞いたことがありました。母の友人の結婚式で、それは私が10歳くらいの時でした。

Wedding

台湾にあるレストランで開かれた結婚式で今も覚えてるのは、人生初めて刺身を食べた経験です。当時、刺身とわさびは今ほど好きではありませんでした。メインディッシュの刺身がテーブルの上に並べられた際に、結婚式の主人公、新郎と新婦もメインステージ上で紹介されていました。新郎と新婦はスピーチをしていました。新婦は紫色のドレスを着ていました。とても綺麗でした。その紫色のドレスの両腕には二つの松葉杖がありました。私の目には、綺麗な新婦が立ってスピーチしている一生懸命な姿が写っていました。

新婦のスピーチ内容は完全に覚えていませんが、当時は母の言葉は現在も鮮明に覚えています。

「綺麗な新婦なのに障害を持って大変ね。新郎と新婦の未来はきっと大変でしょう。いろいろな困難と不便があるだろうに。新郎はどうして障害を持ってる新婦を選んだろう?あの新郎は頭がおかしいのかな?」

当時、私は母の言葉を真剣に受け止めていませんでした。もっというと、気にも止めていませんでした。その時幼かった私は、テーブルの上にあるの食べ物と大好きなジュースにしか興味がありませんでした。

母は、自分の息子が20年後に「頭がおかしい新郎になる」ことは予想できなかったでしょう。

今、このことを思い出しながら文章を書いています。母の厳しい言葉は実際に存在する社会の現実をあらわしています。大人になると、こんな正直な言葉をいってくれる人はだんだん少なくなっていきます。この率直な言葉があったおかげで、私はMizukiと結婚をするという人生の大きな決断をするときに、改めてこれからの困難についても考えることができました。

Grocery_Shopping_Taiwan
母の姿

今から、私とMizukiと付き合うことを知ってから、私達が結婚するまでの母の変化を皆さんとシェアしたいです。長いストーリーになりそうですが、頑張って書いてみます。

続き:車イスの人と付き合うことについて母が言ったこと - その2

 

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