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こんにちは!

ジェフです。

先日、世界的に有名な作家であり、大きなな影響力を持っている教授が東京にやってきました。私は幸運なことにその方のセミナーに参加することができました。その方とは…ベストセラー「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」と「未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II」の作者であるTina Seelig 氏(ティナ・シーリグ氏)です。

Tina Seelig 東京セミナー
Tina Seelig 東京セミナー

参加したセミナーのテーマは「Creativity(創造力)」です。セミナーの冒頭に、Tina氏は面白い質問をしました。

「Creativityとは何でしょうか?」

参加者から色々なアイデアや答えがあがりました。

「Creativityを説明できる方程式や理論はあるのか?」と私は疑問に思っていました。

その時、映画「博士と彼女のセオリー」中にある言葉が心の中に響きました。スティーヴン・ウィリアム・ホーキング氏が言っていた「世界の全てを説明できる単一の方程式」という言葉です。

「Creativityを説明する単一の方程式」があるかな? 私が心の中で何回も考えていると、Tina氏がこう言いました。

「物理学と違い、Creativityには定義されている言葉はありません。

Creativityを説明する方法は無限にあるらしいのです。しかし、Tina氏は長年続けているCretivityの研究を通して、Creativityを身につける方法をフレームワーク化することに成功しました。そのフレームワークの名前は「The Invention Cycle」と言います。The Invention Cycleには4つの要素があります。そして、4つの要素にはそれぞれ2つのサブ要素があります。The Invention Cycleの中にある要素すべてはお互いに影響を与え合い、新しいのアイディアを作り、影響力も拡大することができます。詳しくは本を買って読んでみてくださいね。

Tina Seelig - Inside Out 洋書
Tina Seelig – Inside Out 洋書

実は私自身、どうすればもっとクリエティブになれるのかとずっと考えてました。Tina氏はセミナーの中でこんなことを言っていました。クリエティブな人は「パズルを作る人」ではなく、「キルトを作る人」であると。パズルを作る人はパズルのピースを一つ一つ重ねてパズルの完全図を作ります。もし1つでもパズルのピースが無くなったら、パズルを完成することはできません。
反対に、キルトを作る人は持っている生地のピースを自由に組み合わせることで新しいアートワークを作ります。

しかし、現在の教育は「パズルを作る人」を育てる仕組みになっています。私自身もその教育システムで育ってきた人間。なので、すでに知っている問題を効率的に早く解決することはできます。(例えば、1+1は2と考えなくてもすぐ答えられます。)しかし、きちんと定義されていない問題や、まったく新しいの問題に直面したとき、自分はとても無力だと感じます。社会にはパズルの一部のピースがない状態の問題がたくさんあります。それを知るたびに、自分の問題解決能力の限界を感じて、何とか改善できないかと考えていました。

 

特に感じることは、毎日のルーティーンに慣れてしまい、いつからか新いことに挑戦することが怖くなっている自分がいること。私と真逆で、Mizukiはいつも現況に課題意識を持ち、常に自分から挑戦していきます。Mizukiは5年間で3回転職をしました。毎回転職するたびに任される責任はさらに上がり、挑戦の難しさがさらに高まり、使える資源もさらに多くなっています。中でも私がとても驚いたのは、昨年、Mizukiは上場企業でのいい仕事を辞め、アメリカで障害者雇用クオリティー(質)とイコーリティ(平等)について研究すると決めたときです。その研究には給与は発生せず、スポンサーは付いていますが、会社員時代の収入に比べると大きな差があります。Mizukiは私と同じような問題解決方法のアプローチを絶対とらないだろうと感じます。彼女は自分が持っているまわりの環境や資源に限界をつくらないから。今ある資源をもとに新しい道をどんどん作っていくのです。自分が信じている未来を描くため、全力でダッシュしている姿を見て、尊敬と思っています。そして、Mizukiのクリエティブの秘密は何?といつも考えています。

Mizuki常に世界中で挑戦し続けています。
Mizuki常に世界中で挑戦し続けています。

Tina氏のセミナーで、Q&Aのセッションが始まった時、私はすぐに手を高く挙げました。直接Tina Seelig氏に質問を出来るチャンスを逃したくなかったのです。そして、なんと!質問するチャンスをいただきました。聞きたかったことは「毎日のルーティーンから解放され、クリエティブになるにはどうしたらいいか?」

Tina Seelig氏の答えはすごく簡単でした。

「毎日、自分に小さなチャレンジを与えること」

「例えば、朝ごはん。まず、明日の朝ごはんのメニューから変えてみる。小さな変化からはじめてみましょう。そうすれば、変化に対する抵抗感が減っていくでしょう。Good luck!」Tina Seelig氏は活き活きとした表情でそう答えてくださいました。Tina Seelig氏の答えは本当にシンプルですが、私にとってはとても助かる回答でした。頭の中にずっとある問題を解決できるかもしれないという気がしています。

 

Tina氏の提案と”Inside Out”の導入部分を図にしました。現在のあなた(左下の青い人)は、未来の理想の自分(右上の緑の人)になるために達成したい目標があります。でもそこに到達するまで「本当にこれでいいのだろうか?」と心配になったり疑問を抱くこともあるでしょう。図の緑色で示しているところはまだ分からない、何も起こっていない部分です。そこで、あなたがしなければならない事は、目標の方向に向かって毎日小さなチャレンジをすること。そうすれば夢に繋がる良い”機会”にもつながっていくでしょう。

 

さっそく家に帰る途中、友だちのCさんからアドバイスをいただき、iPhoneにあるSNSアプリを削除しました。そのSNSはとても面白いのですが、そのために多くの時間をSNSに使ってしまい、集中すべき時に集中することできなくなっていたからです。いつもチェックしていたSNSアプリがiPhoneないのは少し変な気分ですが、この新しい変化により、どんな新しいのことが起こるだろうと楽しみにしています。

今回のTina Seelig氏のセミナー「Inside Out: How to get ideas out of your head」では本当に多くの新しい知識と刺激をいただきました。中でも一番印象に残ったのは、クリエティブな人とクリエティブではない人の違いを説明されたときのことです。

Tina Seelig氏のInvention Cycleフレームワーク。
Tina Seelig氏のInvention Cycleフレームワーク。 (Photo credit: Yuko Baba)

「普通の人は解決方法に興味を持っています。
クリエティブな人は【問題】に恋をします。」

「問題に恋をしている人たちは壁にぶつかっても前に進みます。」

Tina Seelig氏はこう語りました。

私の中でずっと響き、色々なこと考えさせられた言葉なので、最後にシェアさせていただきます。Creativityの本質を知ることができたり、すこしでも皆さんの心に変化を与えられたら嬉しいです。

仲間たちと一緒に写真を撮りました。Tina Seelig氏は後ろにいます!
学習仲間たちと一緒に写真を撮りました。Tina Seelig氏は後ろにいます!

この記事はいかがでしょうか?
この記事やTina Seelig氏の研究、あなたに役立っていますか?
是非、あなたの声を下のコメント欄に聞かせてください。

 

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3 thoughts on “スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義セミナーに参加しました!

  • 3月 16, 2016 at 1:58 am
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    She got great point and suggestion! I have to agree that small challenges indeed add up to great deal of growth mindset over months and years.

    Thanks for sharing the lessons and your learning.

    Reply
    • 3月 16, 2016 at 8:36 am
      Permalink

      Hi Masa,

      Thank you very much for the comments.

      I am amazed by her simple but straight-to-the-point solution. Her new book, Inside Out, is definitely worth reading if you would like to make breakthrough in professional life or personal life. Highly recommended!

      Reply
  • 3月 17, 2016 at 9:04 pm
    Permalink

    大きなチャレンジのために毎日、自分に小さなチャレンジを与えること! 同感します。早速、自分に小さな変化を与えました。良い記事、ありがとうございます^^

    Reply

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