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こんにちは、ジェフです。
4月24日にオンラインイベント”Ability for Success”を開催しました。
今回のテーマは「インクルーシブ&ダイバーシティな職場環境を効果的に作るには?」です。
今回のセッションでは、なんと・・・私は唯一日本人ではなく、でも唯一日本から参加しているメンバーでした(笑)
他に参加してくださったのは2名、シアトル在住のAyanoさんとYurinaさん。お2人とも大学生です。
彼女たちは社会をもっとより良い環境にしたいという同じ目的を持っています。
動機はそれぞれ違いますが、どちらのお話にもとても感心させられました。
Yurinaさんが小さいころ通っていた学校には自閉症の同級生がいました。
その同級生とはすぐ友達になり、当時は子供同士だったので障害について深く考えることなく
いっしょに時間を過ごしていたと言います。
大きくなるにつれて障害を少し理解ができるようになったころ、その同級生は養護学校へ転校してしまいました。
Yurinaさんはその頃の思い出し、「あの時もっと助けることができたのでは」と感じているそう。
この事がきっかけとなり、マイノリティの人権や社会の意識向上を進めたいと考えています。
もう1人のゲストAyanoさんは、学校でのいじめや登校拒否など過去の辛い経験を話してくれました。
この経験から、社会から孤立した人の気持ちを理解できるようになったといいます。
同じような痛みを抱えている人の気持ちに寄り添いたいと考えたAyanoさんは
Dialog In The Dark(ダイアログ・イン・ザ・ダーク)という全く見えない世界を体感するイベントをシアトルでも展開できないかと考えました。
残念ながら、これは実現が難しくなってしまいましたが、引き続き世界をよりよくするための機会を探っている状況だと言います。
YurinaさんとAyanoさんのストーリーはとても興味深く、Mizukiと私は彼女たちの話に聞き入ってしまいました。
その後、職場でどのように多様な人材を受け入れていくかというテーマに戻り、ディスカッションを進めていきました。
重要なキーになるのは3つ: employee(従業員), employer (雇用主・決定権がある立場の人), environment(環境)と考えます。
Mizukiは、それぞれの要素が重要であり1つ1つが影響し合っていると説明しました。
多様な人材を受け入れて効果的に活用していくには、まず1つの要素を改善していく。
そこから他の要素も影響し合い、そのサイクルの輪が大きくなっていくのではと話しました。
今回のセッションのまとめは以上です。
次回のAbility for Successは、5月22日(日本時間)に開催予定です。
テーマは、一人ひとりの仕事の能力・パフォーマンスを効
参加は無料です。お申し込みはこちらからどうぞ!