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サンディエゴで素晴らしいと思ったのがトロリー(路面電車)のシステムです。
日本では駅のホームと車両の隙間が広かったり、段差が大きい路線が多く、Moon Rider(車イスユーザー)が乗る場合は駅員さんに頼んで渡り板を用意してもらいます。
乗車駅から降車駅に連絡がいってからこの渡り板を用意されるので、忙しい駅だと5~10分待たされることも珍しくありません。
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一方サンディエゴのトロリーは簡単。
電車の車両、外側と内側に車椅子マークボタンが付いており、乗車・降車する際、そのボタンを押せば自動で車両からスロープが自動で出てきます。
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以前、ボストンの”T”(電車)のシステムで「グリーンラインに乗るときは車イスマークボタンを押してください」と書きました(*1)。
ボストンは車イスマークのボタンを押すと、駅のスタッフが鍵を持ってきて車両に差し、そこで初めて内蔵されたスロープが動き始めます。
しかし、サンディエゴでは誰かがわざわざ動くことなく、Moon Riderが自分のタイミングで自由に乗り降りできる仕組みなんです。
これは本当にストレスフリーです!
サンディエゴに旅行に行かれる際はぜひ利用してみてください!
*1 ボストン旅行レポートはこちらから読むことができます