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What’s Moon Rider?
Moon Riderとは、障害や病気によって車イスを使いながら生活をしているカッコいい人を意味する言葉。 車イスでの仕事・国際恋愛・旅行・留学など、これまでの経験をシェアする事で、障害者と健常者が少しでも理解し合えるきっかけになればと考えています。
Profile
Mizuki
２歳４ヶ月に特発性脊髄障害による両下肢まひを発症。７歳から車イス生活。京都出身。米ウィスコンシン州立大学リーバーフォールズ校にてコミュニケーション学・国際学の学士号取得。帰国後、都内数社でキャリアを積みながら、ボランティア活動として障害のある女性を応援するフリーペーパー制作にも携わる。
現在、ニューヨーク州シラキュース大学内にあるBurton Blatt Instituteで障害者雇用の研究中。所属研究所の紹介ページ（英語のみ）
Jeff
台湾出身。米ウィスコンシン州立大学リバーフォールズ校在学中にMizukiと出会う。母国語は中国語で、英語・日本語はビジネスレベル。
ジェフにとって最初の障害者は、父方の伯父「信町」。風邪と思われていた症状が、後にポリオウィルス感染症だったことが分かり脊髄に障害を与えた。1950年代、障害者のいる家族への社会の目は厳しく、存在をそのものを隠すなど家族の中でも障害者は孤立していた。ジェフの伯父も同じように必要な教育を行ける機会がなく、職に就くこともできなかった。毎日道に落ちているペットボトルを拾い、ごく僅かなお金に変える日々を過ごし、やがて亡くなっていった。葬儀は小規模に限れた親族のみで執り行われ、台湾の伝統的な葬儀とはまったく異なるものだった。
ジェフは、伯父に起こった全ての出来事が間違っているとは思っていなかった。それ以上の何があるのかを知らなかったからである。しかし2007年にMizukiと出会ったことで、「世界はもっとより良くなれる。もっと色んな人が一緒に生活できる。」ということ教わる。ジェフは伯父との数少ない思い出を振り返り、「もっと伯父と一緒に時間をすごせば良かった。家族の一員として愛情を持って接すれば良かった」と後悔し、悲しい気持ちになった。
彼と同じく「障害者のことを愛したい、理解したい」と同じ状況にいる人たちを少しでも助けるため、Mizukiと一緒にMoon Rider 7 Projectを運営している。
ジェフの興味のあるトピックは、ワークスキル開発・テクノロジー・パフォーマンス改善・加速学習・読書・健康・運動など。多様なテーマでよりMoon Rider 7 Projectを面白くするため、ジェフはこれらのテーマで記事を投稿中。