どんなに意味のある法律も、存在を知られていなければ無意味である ~ パシフィックADAセンター訪問 前編 ~

どんなに意味のある法律も、存在を知られていなければ無意味である ~ パシフィックADAセンター訪問 前編 ~

ベイエリアにあるパシフィックADAセンターを訪問しました。アメリカで強い力を持つADA (障害を持つアメリカ人法)をきちんと知ってもらうために情報提供や研修を行っています。日本にも障害者に関する法律がありますが、あまり知られていないものも多いです。この状況をどうやって変えていけるでしょうか?

カリフォルニア・ベイエリアを訪問しました【予告編】

カリフォルニア・ベイエリアを訪問しました【予告編】

カリフォルニアのベイエリアでインタビューをしてきました。今回は”予告編”として、どこで誰を訪問したのか簡単にご紹介します。詳しい取材内容は1つずつアップしていきますのでお楽しみに!
【 訪問先 】
Facebook, cisco, Apple, Yahoo, Pacific ADA Center, Independent Living Resource Center San Francisco, Ed Roberts Campus

障害者の学習環境について考える

障害者の学習環境について考える

アメリカの障害者への教育についてお話を聞くため、Kristen McMaster氏を訪問しました。彼女は、ミネソタ大学の特殊教育プログラム・コーディネーターです。

Kristen氏はテネシー州ヴァンダービルド大学で特殊教育を学びました。数年間、高校にて様々な障害のある生徒へ指導をし、特殊教育テクノロジーで修士号を取得するため再びヴァンダービルド大学に戻ります。研究を進めるなかで、Doug Fuchs教授と出会い、彼が行っていた学習障害や高等教育課題の研究に取り組むことに。博士課程では、Peer Assisted Learning Strategies (PALS)というプログラムに力を注ぎました。これは、一般教育において障害や学習で困難を抱えている生徒たちをサポートする個別指導プログラムです。

ダイバーシティが企業を正しい方向に導く

ダイバーシティが企業を正しい方向に導く

現在の研究のスポンサーが決まったとき、最初にアプローチしたのは企業でした。研究テーマが障害者”雇用”だったので、1年間企業でインターンとして働きながら研究ができないかと考えたのです。80社以上の米系企業にコンタクトをとりましたが、残念ながら全滅。しかし、いくつかの企業は「長期間のインターンは難しいですが、ぜひ訪問に来てください」と言ってくださいました。