シアトルでは私の生活を大きく支えてくれている企業、Amazonを訪問しました。インタビューで特に興味深かった取り組みは2つ。合理的配慮の提供方法と社内研修の豊富なアクセス方法です。今回のインタビューで、Amazonではすべての従業員が可能性を広げられる環境にあるんだということを実感しました。すべての従業員の中には、もちろん障害者従業員も含まれます。
女性と障害者は職場を変えるキーパーソン
サンディエゴで利用した車イス対応ルームをご紹介!
車イスユーザーが自分のタイミングで乗車可能!サンディエゴの路面電車
テクノロジーと障害者国際会議に参加しました!
実践で学ぶ!障害学生に求められるセルフ・アドボカシー ~ワシントン大学 DO-IT Part 3~
DO-ITオフィスでの取材翌日、年に3回行われるという交流会に招待していただきました。参加者は、過去にスカラーズ・プログラムに参加した学生、また現在参加中の学生とその両親。学生と両親が集まる部屋は別になっていて、学生は学生同士で近況報告をし、親は親同士で情報交換ができる場になっています。すごく良いなと思ったのは、親同士の交流。子供に障害があるといろいろなことが不安になります。これまでに経験がなかったり、情報不足だったりすると親が守りに入ってしまうことは自然なこと。親同士が集まれる場があれば、抱えている悩みを共有することができ、他の参加者からアドバイスを得たり、いっしょに解決策を考えてもらえたりとポジティブな方向に進んでいくことができるのです。
実践で学ぶ!障害学生に求められるセルフ・アドボカシー ~ワシントン大学 DO-IT Part 2~
実践で学ぶ!障害学生に求められるセルフ・アドボカシー ~ワシントン大学 DO-IT Part 1~
ワシントン大学にあるDO-ITオフィスを訪問しました。創設者Sheryl氏は、中学校での教員時代にアシスティブ・テクノロジーという障害者をサポートする技術に興味を持ち始めました。1984年、マッキントッシュが世に出てきたとき「ITが社会を変える時代がやってくる」と感じた彼女は、これまで学んできたことや教員の経験、そして新しいITという技術を使って障害者と健常者のギャップを埋めたいと考えました。障害者にとってアメリカで義務教育である高校までの環境と、大学への進学後の環境は大きく異なります。その状況に課題を感じたSheryl氏は障害のある生徒が、義務教育から大学進学へうまく移行できるようなサポートをしたいと考え、このDO-ITプロジェクトを開始しました。