日本にいた頃からスターバックスの高い接客力にはいつも驚かされていました。店舗数は日本だけでも1,000を超えるのですが、どの店舗にいっても心地よい接客をしてくれるのです。シアトルではそのスターバックス本社を2回訪問させていただきました。書きたいことがたくさんあるので、全4回でレポートします。 Part 1では、Access Allianceというスターバックス社内のアクセシビリティ向上を目的に活動しているグループの定例会に参加させていただきました。そこでスターバックスが持つ「ダイバーシティ&インクルージョン」の真の強みを発見しました。
シアトルではとても良い縁に恵まれ、取材以外にもいろいろな経験をしました。その中の1つが、留学エージェントICCによる”Meer the Professional”での講演。各分野で活躍するプロフェッショナルが、シアトルエリアの大学に留学中の日本人学生に向けて講演をする場所なのです…!お話した内容は、障害を負った経緯、日本での学校生活、アメリカ留学で気づいたこと、社会人になって経験したこと、いま障害者雇用を研究している理由など。1時間、駆け足で私のこれまでの人生や考え方の変化を話しました。
シアトルで障害者権利を擁護する非営利団体”Disability Rights Washington”を訪問しました。現在アメリカでは多くの障害者が地域社会で生活し、一般教育を受け、さまざまな分野で仕事ができる環境があります。しかし、最初からそのような社会があったわけではありません。辛い過去の出来事がきっかけで障害者の権利を守る動きが始まったのです。”Disability Rights Washington”では障害者の権利を守るだけでなく、より多くの人に障害者のことを知ってもらうため素敵な取り組みをされています。