2月に訪問したシアトルでは、Academy for Precision Learning(APL)という非営利の私立学校を訪問することができました。APLは全校生徒109名、K12(幼稚園~高校まで)の生徒が学んでいます。障害のある生徒も障害のない生徒も一緒に学ぶインクルーシブ教育を実施しており、障害の種別では自閉症がもっとも多く、他に知的障害、学習障害、注意欠陥・多動性障害、うつ病などの生徒が在籍しています。APLの最大の特徴は、生徒一人ひとりに合わせた教育環境を作れるというところ。「同じ科目を同じスピードで学べない人がいっしょの教室で学ぶ意味があるのか?」日本の一般的な教育環境から見ると不思議に感じるでしょう。一緒に学ぶことにはとても重要な意味があるのです。
未来の教育のカタチ 〜ダイバーシティの力〜
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