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Washington DC trip in July 2007 
 

~昨日の投稿の続き~

「自分に自信が無いからJeffを疑ってしまうんだ」と感じた私は、

「Jeffがたとえ悪い人でも、ちゃんと本当のJeffを知りたい!」と思い始めました。

そこから、日本人の先輩や他の留学生にJeffのことを聞き始めたのです。

ビックリしたのは誰一人彼の悪口を言わず、

みんな口を揃えて「あいつは本当に良い人だよ!」と笑顔で教えてくれたことです。

ここまで言ってもらえる人はそうそういない!と思い、

少し前向きに考えるようになりました。

 

そして決定的だったのが、友人に誘われて公園でのサークル活動に参加した時のこと。

Jeffもそこにいて、あるタイミングでベンチに置かれていた皆のカバンをどけることになりました。

その時、彼が自分のリュックを地面に置き、私の鞄を汚れないようその上に置くところを目撃しました。

私は少し離れたところでいたのですが、その光景を見て本当に感動しました。

私が見ているからそうしたのでは無く、

「これはMizukiの鞄だから」と思って自然にそう行動したようです。

その瞬間から「この人は本当に良い人なんだ!」と100%信じるようになりました。

 

出会ってちょうど2週間後。

Jeffから告白されて、私たちは付き合う事になりました。

 

最初はちょっと疑っていた私ですが、Jeffは昔も今も変わらず、本当に優しい素敵な人です。

誰に紹介しても恥ずかしくないですし、彼に会った人は老若男女問わず、皆「良い人だね!」と褒めてくれます。

あのとき相手を疑い過ぎずに、ちゃんとどんな人なのか心で彼を見る事ができて良かったなと思います。

 

後から「最初はあなたこと疑ってたんだよ」と話したところ、Jeffは大笑いしていました。

出会った時、彼は既に9ヶ月ほどアメリカで生活していたので、

私の事を「障がい者だから、車イスだから…」という考えは特に無かったようです。

自分で言うのは恥ずかしいですが、パーティーで出会う前に、カフェテリアで友達と話している私を見かけ、その時の笑顔に惹かれたそう。

世界にはこういう人もいるんだと思い、胸がいっぱいになりました。

台湾と日本は地理的にはすごく近いですが、アメリカまで行ってあのタイミングじゃないと出会えなかった人だと思います。

20歳まで恋愛経験ゼロの私ですが、Jeffに出会うために神様が他の恋愛チャンスを与えなかったのかななんて思います。hehehe

恋人がいないMoon Riderの皆さんも絶対諦めないでください!

障害の有無関係なく、あなたを好きになってくれる人は絶対いますからねヾ(*´エ`*)ノ

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